肌基礎知識

肌の持つ力や特徴など

肌の4つの層

水分を吸収する性質が非常に強く、この層に適度な水分を含んでいると皮膚はしっとりみずみずしくなります。そして、この表皮は10数層の細胞から成り立ち、大きく4つの層に区分することができます。肌は私達の身体全身を外敵から守るために包みこんでくれています。

肌の断面図
(加藤クリニックから引用)

  • 角質層
  • 表皮の最上部。古くなった角質はアカとなって落ちていきます。 この働きが衰えると肌は滑らかさを失います。

  • 基底層

  • 皮膚の最下部で、1層の細胞が波状に並んで真皮と接していて、皮膚の細胞はここで作られます。メラミンを細胞が点在しているのです。

  • 有棘層(ゆうきょくそう)

  • 皮膚の大部分を占めていて、細胞と細胞の間は橋のように見える棘によって結ばれ、まわりにはリンパ液が流れて血液の代わりになっています。

  • 顆粒層

  • 紡錘形をした細胞から出来ています。透明層と共に酸やアルカリから内部をまもります。

肌の成分

私達の肌の成分は、真皮、靱帯、腱、骨、軟骨などを構成する蛋白質のひとつであるコラーゲンでできています。約80%がこのコラーゲンでできています。あとの20%はエラスチンや各種アミノ酸などで構成されています。

コラーゲンは保湿性に優れた成分で、オイルとは違って通気性もよいのです。
お肌のコンディションを常にベストにしておくための工夫として、お肌の成分でもあると言われるアミノ酸を使用した洗顔料を使用する事です。勿論睡眠も大事ですよ。特に22時〜2時は肌の再生時間なので、ゆっくりリラックスして睡眠をとりましょう。

肌の層の役割

基低層の役割とは・・・

基低層は、表皮層の一番奥にある表皮細胞が活発に作られているところです。
メラニン細胞が、この層の中に在ります。
ターンオーバーの時に表皮細胞を生み出して、細胞上部に存在するメラノサイト細胞が紫外線を受けメラニン色素を作り出し、色素を含んだ細胞を上部層へと押し上げると言う紫外線の体内進入阻止の為の一連の皮膚活動の出発点となる層なのです。
更に、この層自体の中にもメラニンは存在しているので、その量によって肌の色が決定されていくのです。

有棘層の役割とは・・・

有棘層は、有棘細胞と呼ばれる細胞が何層にも並んでいて、細胞同士のつながりがしっかり保つ役割を持っています。栄養分を運ぶリンパ液が流れている部分です。この層の中にある、ランゲルハンス細胞は免疫機能をつかさどり、異物の侵入をブロック!。つまり表皮の中枢ともいえる層で酸性度は弱アルカリを示します。

顆粒層の役割とは・・・

表皮細胞は、この層に上がってくると次第に押しつぶされたように重なって、顆粒が密集したような密度の高い層を形成します。 さらに、この層の最上部から細胞はターンオーバーの最終段階である角質層へと上がっていきます。
顆粒層を形成する細胞の中には、ガラスのような性質を持つ、「ケアトヒアリン顆粒」が含まれ、この顆粒は紫外線を散乱させ体内への侵入を阻む役割を担っているのです。

角質層の役割とは・・・

角質層で肌のうるおいの度合いが決まります。
角質層に含まれている水分量によって異なるのです。水分が不足すると肌にトラブルが起こるので、トラブル防止のためにも、角質層でしっかりと水分を逃さないようにしましょう。
角質層には、NMF(ナチュラル・モイスチャライジング・ファクター)と呼ばれる、保湿成分があり、天然保湿因子とも言われるこの成分が、角質層の中でスポンジのように水分を蓄えるのです。
角質層の細胞の間にある細胞間脂質(セラミド)も、NMFと同じように保湿の役割を果たしています。

肌を守る心がけ

肌は、私達の身体全体を包み込んでいて一見丈夫そうに見えますが、細かな肌の層を知る事によって、デリケートであり、そして時には外的から身を守るために役立っているという事を知っていただきたいと思います。

肌の敵はわたしたちの周りにたくさんありますが、これは数え切れないほどあると言ってもいいでしょう。代表的なものとして、睡眠不足・乱れた食生活・紫外線・イライラ・ストレス・質の悪い化粧品に含まれる刺激物などが原因になるのです。

だからといって、神経質になってしまうと内因性の影響を受けてしまうので、自分なりに対抗策を調べたり考えたりして実践することで、自分の肌は自分で守るという意識を持つ必要があります。そうでなければ、大切なお肌はダメージを受け放題になって、老化が早い速度でどんどん進んでしまう可能性があるのです。いつまでも潤いのあるお肌でいたいのが人間の本能ですからね^^

肌の敵!紫外線

紫外線は、太陽光の放射される光で、ガンマ線、X線、紫外線、可視光線、赤外線に分けられます。その中の一つが紫外線(UV)と言われています。さらに紫外線を波長の長い順にA波、B波、C波に分けることができます。

紫外線は目に見えないくせに、タイヤなどに割れ目を入れることだって出来るほど強力です。
UV光が皮膚や物に害を引き起こす前に、吸収・反射をさせる事が大事です。
紫外線をカットできる物は、私達の身近にたくさんありますよね。例えばサングラスや車の窓ガラスなど様々です。

焼け直後に起こりやすいサンバーンなどは、炎症を伴って肌が赤くなるという状態なのですが、悪化すると痛みやほてりを生じるだけではなく、火ぶくれを起こすこともあります。これは、やけどと同じようなもので、熱いと感じてしまう事もあるそうです。ご存じの通りその後の色素沈着は、美容上の重大な悩みとなるシミやソバカスの原因になっています。

さらに紫外線によるダメージを増幅するのは、紫外線が肌に当たって生まれる活性酸素やフリーラジカルと言われています。これらが皮ふで発生してしまうと、皮ふ細胞にダメージを与えつづけ、不完全な細胞が生まれたり遺伝子が傷つくのです。長期にわたってDNAの損傷が重なると、皮ふガンを引き起こすという可能性も指摘されているので注意しましょう。

紫外線をたくさん浴びた後、ヘルペスができやすく、体調を崩してしまいがちですが、紫外線によって身体の免疫機構がダメージを受けてしまい、本来の正常な運動ができずに免疫力が低下してしまったせいと考えられます。

紫外線の怖さを知り、女性だけでなく、みんなで紫外線対策を考えましょう。

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